上尾市議会・一般質問を傍聴しました

3月16日に行われた秋山かほる市議の一般質問を傍聴して来ましたので、要旨をざっと書いてみたいと思います。

メモを頼りにレポートしますので多少の違いはお許しください。( 詳細は後ほど市議会HPで公開される動画でご確認ください。)

《秋山かほる市議》震災から1年、被災地の方々にお見舞いを申し上げる。ちょうど一年前、議会を閉じる前に「議長!議長!」と手を挙げた。後で中村議長に呼ばれ、そのとき「放射線対策をぜひお願いします」と言った。そこで「では担当の部長を呼んできましょう」ということで、そこから私の放射線対策に関するいろいろな活動が始まった。

 

私は8年間議員をやって、今年9年目になる。同じ質問、同じ要望を4回続けたことは初めて。

一つ一つ積み重ねなければならない。何しろ問題が大きいので上尾の子どもたち、市民を守る為に引き続きこの課題でがんばらなければならない。

 

資料配布

《資料記載→2012年3月11日放送 ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図5 埋もれた初期被ばくを追え」で公開されたヨウ素131の拡散シュミレーション。

 

上尾市は2011年3月15日午前8時~10時ごろに放射性雲 想定濃度1立方メートルあたり、1万ベクレルに近いヨウ素131が含まれていた可能性がある。この時間に外にいた子どもは甲状腺被ばくの可能性大。すでにリスクがあると見て、対策が必要》

 

この時間外にいた子どもはすでにリスクがあると考えていただきたい。

 

郡山の子どもに甲状腺に異常があったと週刊文春に載りました。上尾市を計算すると郡山市と同じくらい放射性ヨウ素があった。

 

私の友達も子どもが血液検査をしてきたら甲状腺異常が見つかっている。

すでに甲状腺がおかしいということで病院に行っている人もいる。

このことを前提に一般質問をする。

○放射線測定器が貸し出されるが、除染マニュアルでの、除染の際の注意事項は「マスクとゴム手袋などを使用するとよいでしょう」だけ。それだけで大丈夫なのか。

市の測定箇所で1μSv/hを超えるところがある。手で触れてはいけない、とか子どもを近づけてはいけないとか、ぜひ書いていただきたい。

 

○素人が除染すると危険である。業者の紹介や除染費用の補助なども考えるべき。見解をお聞きしたい。

 

○町内会の美化運動。側溝の土はどこでも線量が高い。対策は?

除染マニュアルでは除染した土を敷地内にとどめよ、と書いてある。どこに置くのか。

100年以上管理するのは無理。県や国の土地で管理すべきと思うが見解はいかがか。

 

○除染基準。50cmで0.23μSv/hを引き下げるべきだと考えるが見解はいかがか。

 

次、表を見て下さい。

《資料》  

文科省の計算式で換算した表。0.13μSv/hは40089Bq/m2となる。4万を超えると放射線管理区域である。放射線管理区域というのはむやみに人は入ってはいけない。食事をしてはいけない。

なので除染をするときに放射線管理区域に当たるような場所を素人が除染するのは危険である。ましてや妊婦や子どもは近づけるべきではない。

 

○学校の対応について。市の測定で1μSv/hを超えたところがあった。除染しても戻る場所がある。子どもが入って土が身体についたりしたら危険である。立ち入り禁止の表示を早急にしてほしい。

 

○保護者への通知はどのようにされているのか。

 

○食品の新基準について。

 

子どもの基準は4Bq/kgという提言もされている。なぜか、病気になるからだ。

上尾市の基準として、子どもの基準を下げるべきだ。

 

現在、どのような測定器を購入する予定で、新基準にどのように対応させるのか。

 

 

《和田環境経済部長》

 

1、ホットスポット対応マニュアルについて。より市民にわかりやすいように更新していく。

 

2、除染業者の紹介や除染費用の補助は考えていない。

 

3、道路側溝の泥。道路側溝、雨水舛の市の除染基準、地表50cm0.23μSv/hとされている。161側点で測定を行った。結果的に除染の対象はなかった。でた泥については市で回収を行っている。

 

4、除染した土の保管。国が、国の責任で土壌処理の方針を決定するとしているのでそれまでは現在の対策を続ける。(ちょっと聞き取れず)

 

5、学校、幼稚園、保育所の除染基準を引き下げるべきではないか、について。国より厳しい基準であるので引き下げは行わない。

 

6、低レベルまで測れる食品測定器の購入について。市が導入するシステムは22分で検出下限値20Bq/kgである。厚生労働省の新基準である20Bq/kgまで測れるので新たに購入する予定はない。

 

7、現在水道部では100Bq/kgまで測れるシンチレーション式サーベイメータでスクリーニングを行っている。しかし4月からは10Bq/kgに対応できるようより感度の高いシンチレーション式スペクトロメータの選定に入っている。

《池野学校教育部長》

1、線量が高い場所について。子どもたちが立ち入らないようさらに徹底していく方針。

 

2、学校給食については、新基準に沿って対応していく。心配と思われる食品は注意をしていく。

 

3、保護者への通知について。学校便りなどを活用し情報は的確迅速に行う。

 

 

《秋山かほる市議》

放射線対策について再質問、要望します。とにかく書いていただきたい。危険だということを。子どもや妊婦は計測値が高いところに立ち入るべきではない。

 

除染基準の見直しについて。

国の基準は世界の非常識。

例えば焼却灰。日本の基準は8000ベクレル。世界の常識は100である。

日本人だけ強い抵抗力を持っているなんてありえない。子どもたちが病気にならないようにするにはどうしたらよいか考えていただきたい。

 

検出限界値についても、きちんと載せてほしい。

(ここまで)

 

(スタッフAの感想)最後に2回目の和田氏の答弁があったのですが、うまく聞き取れませんでした。ごめんなさい!

傍聴しての私個人の感想ですが、給食に関して言えば「測定器の検出限界20ベクレル/kg」は一保護者として安心とは程遠い…です。これではセシウム137、134それぞれ19ベクレルまでが不検出、合計38ベクレルまでが不検出となってしまう可能性があるからです。除染基準値も国より厳しいとはいえ、子どもの安全を優先した基準ではありません。先日の講演会でお招きしたさいたま市教諭の川根眞也先生も 「運動場の使用基準は0.1μSv/h、学校閉鎖の基準は0.20μSv/hにすべき」とおっしゃっています。

 

余談ですが、議会終了後秋山かほる市議とお話をさせていただきましたが、「やっぱり当分給食はだめね!次の会報には『お弁当をお勧めします』って書くわ!」とおっしゃっていました。

 上尾市でも、アレルギーの子同様お弁当は認められています。

 

最後に

3月15日のヨウ素131拡散シュミレーション

検出限界値が20Bq/kgの測定器では意味がないわけ

について瓦葺小のFiddledadさんのホームページとブログに詳しく解説がなされていますので、こちらもぜひご覧ください。

 

(スタッフAより)

 

 

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