2011年12月27日 市側との対話

12月27日(火)10:00~ 上尾市役所 大会議室にて


市側から、第三回要望書に対しての回答(口頭)              

 

▶放射線量測定に関して(1の回答) 市民安全課

 

11月上旬より、ホットスポットの除染をしている。

幼稚園は、希望があった所を測定(16園)

測定を希望した私立幼稚園の名前は、個人情報保護(?)もあり公表できない。


学童保育所も測定

300ヵ所弱の地点が測定済み

274施設、2662ヶ所

基準値超え 120ヶ所  (0.23)

除染済み 9施設(公立保育所 6ヶ所、学童保育所3ヶ所)

平方スポーツ広場、青少年センター、丸山公園、上平公園、平塚公園

学校の除染は、業者委託

希望する市民の立会いは構わない。市のHPにて公表する。

 

▶災害や放射線被害から子ども達を守る為の危機管理マニュアルについて(2の回答)

現在作成中。 

 

▶給食に関して(3、4の回答)  学校保健課

より一層の安全を目指して、検査体制を整備する。

市場に出回っている食材は安全という前提。

全ての児童が給食を食べる事が前提。

弁当水筒持参希望者には、アレルギー等の対応と同様に個別に対応する。

 

▶上尾市より線量が高い地域への校外活動に関して(5の回答)

あくまでも安全という認識で行う(日光など)

 

▶土壌分析・農産物の測定に関して(6、7の回答)

測定器は、操作方法が簡単、維持管理が容易な機種を選定したい。

 

 ②応答など

(会)Q・除染した土などの管理場所はどうしているのか?

(市)A・3~5cm表土を削り、ビニル袋に入れて、仮に保管している。

 

(会)Q・子どもが掘り返さないように、除染した学童の土の保管場所に柵を整備して欲しい。

(市)A・今後は対応を一元化する。青少年課で対応したい。

 

(会)Q・学校からのお便りなどで、除染した場所の周知をして欲しい。

個人で測定したい人が出てくると思う。

(市)A・校長会議で検討して行きたい。

 

(会)測定機の貸し出しについて、マニュアルなどを付けるのか?

(市)付ける。今後、高線量が出た場合の除染マニュアルも作っていきたい。

 市の測定機を私立幼稚園にも貸し出していく予定。

 

・(秋山かほる議員)私立幼稚園に貸し出す際、保護者が測りたいと言った場合、園が積極的に協力するように指導して欲しい。市が「貸し出しを行いますよ、終わり」では困る。

 

(会)Q・0.23μsv/h を超えた所は市で除染してもらえるようですが、それ以下の場所を保護者が、有志でしたいという場合は、認めるのか?

(市)A・保護者の気持ちはありがたいが、市で管理しなければいけないと思っている。

市に任せて欲しい。

 

(会)0.23μsv/h以下でも心配です。中間貯蔵施設や、除染マニュアルなどあれば、市民で取り組めるのではないか?

(市)測定は、530ヶ所中、80ヶ所くらいは雨どいの下、ブランコの下、鉄棒の下、砂場の中、つき山、きめ細かに測定しても、0.08~0.12μsv/hくらいであった。

水で流して、ブラシでこすっても0.23μsv/h以下に減らない場所もある。

 

(秋山かほる議員)この会の皆さんは0.1μsv/h以下を目指している。0.1μsv/h以上の場所のリストを下さい。

基準値が、室内は外の40%として試算されている。そんな事は、現実にはありえない。

 

(会)ビニール袋に入れれば安全という物ではない。生ゴミとは違う、放射性物質なんです。

(市)ビニール袋に入れて、その辺に放置しているわけではない。あくまで「仮」として扱っている。

 

(秋山かほる議員)すぐに決めないといけない。昨日、掘って除染したおばあちゃんが今日亡くなったら、どこに埋めたのか分からなくなってしまう。後の人が知らずに掘り返しても困る。

 

(市)処分場を作るにも近隣住民の感情があるから…

(秋山かほる議員)上尾市の中に国有地はないのか?あるいは、東電に持っていくべき。

   公園の1つや2つくらい潰しても、取り組むべきです。

 

(会)汚染土の不法投棄が心配です。

(市)マニュアルには「30cm覆土すれば?%減る」「不法投棄をしないで下さい」等、盛り込む予定。

 

(会)市の防災計画について、放射能の対策を含めていつ出来るのか?

(市)再来年をめどに盛り込む予定。来年に、マニュアルの大元を改訂し、全体としての避難マニュアル改訂は再来年になる。今、避難マニュアルが何もないわけではない。

 

(秋山かほる議員)今にも何が起こるかわからない状況。

学校に知識があったならば、311事故当時、校庭で遊ばせたり、部活などをさせたりはしなかったはず。そのマニュアルは、至急必要です。

(会)いつどうなるかわからない状況、マニュアルを作ることも大事ですが、今すぐにできることをして下さい。放射性物質を除去できるマスクが開発された。各学校にこうした備品を備えることを至急お願いします。

 

(会)長野県松本市のような広報を1度でいいから発行して欲しい。

(秋山かほる議員)何で不法投棄してはいけないのか、どのように扱えばいいのか。

    どれ位、放射性物質が危険なのかという、認識を伝えなければいけない。

    市民の理解を促すことが大事。

    市民を舐めてはいけない。 

※ここで「広報まつもと」を職員さんに手渡す。


(会)広報も大事だが、学校から来るお便りとして、学校の測定、除染情報などを出して頂きたい。興味のない父兄も、学校からのお便りなら読む。皆が平等に知る事が大事だと思う。(発言者は上平小の保護者)

 

(市)上平小学校では、除染が必要な数値は出なかった。

 

(会)では、そういう結果としてお知らせが欲しかった。

(会)原市小ではお便りが出たそうですが、大谷小では出ていない。各学校を対応がバラバラにせず、知らせてほしい。(発言者は大谷小保護者)

 

(会)給食の食材について 検査体制はどうなっているのか?

(市)保育所、つくし学園、学校を1台で検査しなければならないので検討中。

 

(会)測定機の機種は決まったのですか?

(市)昨日入札が終わった。日立アロカメディカルCAN-OSP-NAIに決定。来年度には入荷予定。

 

(会)測定機が入っても実際に、稼動するまでには時間が必要。被曝は日々進行して行く。

1検体でもいいから先に業者委託して、検査してもらいたい。

会のメンバーが個人で測定した所、検出されています。

 

(市)給食は安全であるという立場に立たなければならないので、アロカが届くまで業者委託の検査をする予定はない。

食材の調達が自校方式なので、一校だけを測っても全校の参考にはならない。

 

(会)牛乳、パン、は同じメーカーですよね?まずは、牛乳からというのではいかがでしょうか?

粉ミルクからなども出ているし、桐生市の白菜からも出ていて、隠蔽されていた。

それを、実際子どもたちが食べているし、市場の物は安全という考え方から見直して頂けないか?

(市)そういう危険な物は発見されれば流通が停止するので、食べ続けることはない。だから安全である。

 

(安全じゃないですよというざわめき)

 

(秋山かほる議員)福島の米が安全宣言された。有志の農家が、自分が食べる分を個人的に測ったら、基準値超えだった。個人が測って初めて発覚した。

週間ダイヤモンド?に、福島のホームセンターで、古米の検印済みの米袋が飛ぶように売れている記事が載っている。

市場に流通している物は安全ではない。

 

(市)食材の測定について

関西、九州などの食材は検査を省かせて頂いて、東北、関東の物を中心に測って行きたい。

 

(会)市民の測定所ができつつある。県や市のデータはND だらけで、疑問の声が多い。だから測定所ができて来た。後から安全ではなかったと言う事になりかねない。

急いで対応して欲しい。

(会)ゲルマニウム半導体の測定機でないと、1桁台の精密な検査ができない。

アロカでは、向いていない。10ベクレル/KG以下の食材を摂り続けた場合の方が、汚染の高い食材を1回食べるよりも危険であるというデータがある。

ぜひ、ゲルマニュウム半導体の測定機の導入も考えて欲しい。

(会)新しい要望書(会注:12/22提出分)に測定機の件も載せています。読んで下さい。よろしくお願いします。

 

(会)給食の件ですが、本来、給食を食べるのが当たり前の風潮なので、お弁当にしたいが、子どもが納得しない。給食でも、お弁当でもどちらでもいいんだと指導して頂きたい。

今は、学校によって対応がばらばらです。

(市)アレルギーの子どもと同様の対応をするように校長に指導している。

 

(会)まずは、検査をして数値を公表し、選択できるようにして欲しい。

 

(会)校外活動について。12/17、日光は国から「除染状況重点調査地域」指定されました。

もちろんα線、β線は測られていない。何もわざわざ線量の高い危険な所に行く必要はない。校外学習に適した場所は、他にもたくさんあるはずです。

 

(市)修学旅行だと1ヶ月前までに場所が決定する。一番早い学校は5/31(上平小)なので、行き先の4月の値を参考にする。

 

(秋山かほる市議)行き先は日本全国たくさんあるのに、何も小学生の子どもを線量の高い所に連れて行く必要はないでしょう。日光は危ないということをみんな知っている。

それを大丈夫と言ってるからと連れて行くとは。絶対的な見直しが必要だ。

これからだって、風向きによっても心配が生じる。

 

(市)修学旅行なので、教育活動の一環である。行き先は距離、学習内容を考える。鎌倉などより、鎌倉の中身より日光は学習教材としても最適である。

 

(一同ざわめき)

 

(市)同じような距離で学習内容となると、難しいのが現状です。となると学習の目的を変えるということになる。

 

(一同『それでいいと思います』『命の方が大事です』というざわめき)

 

(市)わざわざ危ない所に行かせたいとは思っていない。

 

(秋山かほる議員)だったらホットスポットがあるということも十分わかってて、これだけの線量が実際あるのだから、歩く道みんな測って「この場所はいいよ、この場所はだめよ」としなければならない。役所が測ってる所以外の所を子どもはウロウロするわけで、自由時間にでもなったら子どもはどこに行くかわからないわけです。

わざわざ、気にしなくちゃならない場所に連れて行かなくてもいいと思いますよ。

 

検討して下さい。

教育的配慮も必要だけど、子どもの健康はもっと重要ですから。

 

(市)ご意見は検討いたします。

 

(会)国の「原子力非常事態宣言」はまだ解除されていない。今は、非常事態ということで、考えていただきたい。 

 

(ここでチャイムが鳴り終了しました。)

 

 

 

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